磁石式の車載スマホホルダーが人気があって売れています。でも、あの強力マグネットの磁力がスマホに与える影響が気になりますよね。あと落ちないかとか。
実は僕、2年くらい前にマグネットタイプのスマホホルダーを買って1年以上使ってました。ナビで使うときだけなんで、利用頻度としては週1くらいかな。使っている間スマホが壊れたりナビが使えないということは一度もなかったです。落ちることは多々ありました。あらら。
落下問題については金属板をスマホケースの中に入れていたからなんですよね。商品の磁力を100%引き出してなかったわけ(何だこの言い方)。でも普通デザイン重視でしょ?金属板表に出す?
こういうやつね。エアコンの吹き出し口につけるタイプ。金属板はもう一個四角いのがついてたな。どっかいっちゃったけど。
で、落ちるのいやだから挟み込むタイプのやつに替えたら磁石式の便利さに気づかされてしまいました。あの脱着のしやすさは神だ。考えた人天才。
強力磁石でもナビは狂わない
何であの強力磁石でナビは狂わないのか?
その答えは、そもそもGPSがあればカーナビはOKだから磁石あんまり関係ない。
一番気になるのは電子コンパスが磁力の影響受けて役立たずになるんじゃないかってことなんだけど。
でも、よく考えたら車に付いてるナビって電子コンパスないよね。そうGPSがあればカーナビは問題なく使えるのだ。実際問題なく使えてたし。
トンネルではどうなんだ、おい
トンネルではスマホのカーナビは役立たずでした。方向がグルグル回ったり固まったりで使い物になりません。
ただ、トンネルを抜けると割と早く回復するんでそんなに気にする問題ではありませんでした。
トンネルに関しては、スマホホルダーがマグネットかどうかは関係なく挟み込みタイプでも同じように役立たず君になってしまいます。
↑今使ってるやつ。落ちないけど片手で脱着できないのが不満。
だけどやっぱり、スマホのナビは電子コンパスいるんじゃね?という疑問
歩行者ナビでは電子コンパスががんばっています。GPSは車が走る速度なら進行方向を把握できますが人の歩く速度ではどの方向に進んでいるのかをつかむことが困難なんです。僕も歩行ナビで迷子になったことがあります!
電子コンパスと磁気の影響について、電子コンパスメーカーの旭化成エレクトロニクスのサイトから引用
引用ここから
「GPSと電子コンパスがあれば簡単に歩行者ナビが実現できる」と思われるかもしれませんが、現実はそう簡単ではありません。
コンパスの機能を携帯端末に組み込むためには、地磁気の測定に大きな障害となる幾つかの課題を解決しなければならないのです。
たとえば、携帯端末で使用されているスピーカーやメモリーカードなどの磁性を持った部品の影響や、端末の近くに磁石を近づけるなどして起こる磁気(外乱)の影響を解決する必要が有ります。
これらの影響を取り除くため、旭化成エレクトロニクスでは、電子コンパスの周囲からの磁気の影響を自動的に推定し補正するインテリジェントな「Dynamic Offset Estimation:DOE(R) (動的オフセット推定)アルゴリズム(※)」を開発・提供しています。
磁場の影響の補正や調整の技術が、携帯端末で電子コンパスを正しく機能させるために上で不可欠の要素となっているのです。(方位磁針ではこのような磁場の影響を取り除くことはできません。)
引用ここまで
おお、小難しいけどなんかすげー。
なんか話が脱線してきたのでマグネット式車載スマホホルダーについてもうちょっと
マグネット式車載スマホホルダーのデメリット
元利用者だった僕が神的な使い心地の磁石式ホルダーから挟み込みのホルダーにかえたのは2つのデメリットから。
・落ちる
・スマホに金属板を付けなければいけない
僕はスマホカバーの内側に金属板を付けてたからなのか磁力が弱かったのかわからないが、段差とかの振動でスマホが落ちることがあった。
運転中だから車が止まるまで車の床に放置されてしまう。スマホを愛する僕にとってこんなに悲しいことはない。
僕はスマホカバーはなるべく透明でシンプルなやつが好きだ。だから金属板をどこにどう付けるかを悩みに悩んだ。
結局スマホカバーとスマホの間に入れて使ってたんだけどカバーが透明だからどこに付けても見えちゃう。シルバーのスマホだったことが唯一の救いか。
まとめ
・使いやすさは神
・ナビは狂わない
・金属板の付け方次第だが落下する
磁石式のスマホホルダーでスマホカーナビはちゃんと機能します。
僕は落ちるのが嫌でマグネット式から挟み込み式にしたんだけど、挟み込み式だと片手で脱着できないんですよね。
これが結構イライラ。片手でスマホをホルダーに乗せると、重さに連動して固定されるタイプがあるみたいだから次はそいつを試してみようかな。