最初にズバリ言います。フライパンは2,000円から4,000円くらいの単品で売っているものを買って寿命がきたら買い替えるというのが一番経済的です。
高いフライパン、安いフライパン、いろいろなフライパンを使ってきました。2,000円以上のもので耐久性や調理のしやすさに大きな違いはなく高いフライパンは買って後悔することが多々ありました。
これはフッ素樹脂加工(テフロン加工)で表面コーティングされたフライパンの話です。鉄やステンレスのこびりつき防止のコーティングがされていないものは耐久性がありますので使い方によっては何十年と使えて高いもの安いものどちらが経済的かは比べにくいです。
フッ素樹脂加工されたフライパンはコーティングがはがれるともう使う気になれません。
毎日使っているといいものでも1年程度でだめになります。フライパンが良くても長持ちする使い方をしないと1年もちません。耐久性は使った回数で変わるので毎日じゃなければ扱いがよければ1年以上使えます。
うちは扱いがよろしくないし1日1回以上は使うので半年もてばいいかなというくらいです。
今回はフッ素樹脂加工でコーティングされた一般的なフライパンについて安いもの高いもの、どっちを選ぶのが経済的なのかを僕の経験上から比較していきます。
高額なセットのフライパンはお得?
はっきり言ってフライパンはセットで買ってはいけません。なぜなら使わないものが必ずセットに入っているからです。
ムダです。
もちろん我が家にもあります。(もちろん?)セットで買って全く使わない小さいフライパン。なぜかセットに入っている小さい鍋もあります。使わないからキレイで捨てられないしジャマなだけ。
ウチは6人家族。この大きさ使わないよっていうのが最初からわかってるのにね。セットのほうがお得感があるから。つい買っちゃうのだ。
たとえ5,000円であっても使わないものが入っているセットは買うべきではない。
高いフライパンでも耐久性は安いものと大差ない
ウチでも1万円以上するフライパン(セットあり)を数回買ったことがありますが、高いからといって耐久性があり長持ちしたということはありませんでした。2,000円のものと違いはなかったです。
それと感動的に料理が美味しくできるなんてこともなかった。価格の違いが美味しさに大きく関係するとは思えないし。
フライパンが長持ちするかどうかは、長持ちさせる使い方をしているかどうかだけで決まる。そして美味しくできるかどうかは腕しだい。
ワクワクして買ったのに何度がっかりさせられたことか。もう高いフライパンは買いません。(やっと学習したか)
ただ安すぎるフライパンは明らかに耐久性が悪いものもある。2,000円以上(正確には1,800円以上)するもので粗悪品にあたったことはないのでこのあたりが最低ラインかと思っている。
1,000円以下のフライパンの品質は大丈夫?
経験上の話になってしまうが、1,000円以下のフライパンはほぼハズレですぐに使えなくなる。
でもたまに当たりもある。ただ、その当たりのフライパンがだめになったときに同じフライパンに出会うことはない。
なぜだ?
安くていいフライパンなのにもう買えないなんて。
推測になってしまうが、そういうのは在庫処理で投げ売りされてて安くなってただけなんです。つまり1,000円以下では儲けがでないということです。
モノの価格は思っている以上に適正なことが多く、特にフライパンは原料や技術で差が出やすい。
1,000円以下のフライパンはなるべく手を出さないほうが無難です。
フライパンの選び方
マーブル、ダイヤモンド、セラミックどれがいい
コーティングの種類、いろいろあります。
マーブルコーティング、ダイヤモンドコーティング、セラミックコーティング、この3種をよく目にします。
ウチもいろいろ買いました。この3種はすべて経験済みです。
ウチの場合、この中ではダイヤモンドコーティングが一番長持ちしている印象があります。
金属製品の会社が作っているものを選ぶ
〇〇金属という名前が入っているフライパンはなかなかいいです。
無名であっても日本の金属製品会社で国産2,000円だったら買いです。
逆に聞いたことない無名の会社のもののほうが長持ちしたりします。
超有名な○〇〇軽金属のフライパン買ったことあります。高かったけど思い切って買いました。どうだったかは言えません。察してください。
フッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせる方法
フッ素樹脂加工でコーティングされたフライパンを長持ちさせるには
・温度を上げすぎない
・急冷しない
・傷をつけない
この3点を意識します。
温度を上げすぎない
コーティングされたフライパンを長持ちさせる上で最重要ポイントは温度を上げすぎないことです。
空焚きしない。火加減は中火以下で使用。少量でもいいので油をひく。
油と食材をフライパンに入れてから火を付けるコールドスタートをすると温度の上がりすぎを防ぐことができます。
急冷しない
調理後、熱くなったフライパンを水で一気に冷やすのもよくありません。
おすすめな洗い方は調理後ポットなどに準備しておいたお湯を入れます。やけどしない程度に水を入れて手で汚れを落とした後、もう一度お湯を入れて洗剤をつけたスポンジで洗います。お湯を使って急激な温度変化をしないようにします。
傷をつけない
金属のヘラを使ったり、研磨剤の入った洗剤を使ったり、金属のたわしでこすったりといった傷をつける行為でコーティングの劣化が早くなります。
とくに温度が上がった状態だと傷はつきやすいので、調理中のガリガリは禁物。ヘラは木製か耐熱シリコン製を使いましょう。
おまけ 通販で買うならこれかな
僕はフライパンは通販では買わないけれど、もし買うなら北陸アルミを選びます。
理由は国産で口コミもなかなかいい。長持ちさせるための技術が優れている。
ちょっと高いかな〜。フライパンは重くて大きいから送料が高いのかな。
僕はホームセンター派。
と言いつつネットで買ってしまった。
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