フロッピーディスクがまだ販売されていて必要としている人がまだいるという事実にびっくりする人もいるかもしれない。現在の記録メディアといえばSDカードやUSBメモリ、DVD、ブルーレイ、SSD、HDD。。。けっこうあるな。
記録メディアの進化はすさまじいのだが、電子楽器や工場でつかう機械設備のプログラム保存にフロッピーディスクを使うモノがまだ現役で活躍している。フロッピーがないと困る人たちは意外と多い。
現在一番使われているフロッピーは3.5インチ2HDで容量は1.44MB。スマホ写真1枚が2MB以上はあるのでフロッピー1枚に写真1枚分も入らないということになる。
フロッピーディスクの種類
フロッピーディスクはディスクの直径が8インチ、5.25インチ、3.5インチの3種に主に分類される。正確にはその他にも様々な大きさ(インチ)のものがあるが普及せずに消えていった。
このうち現在も現役で使われているのは3.5インチ。8インチと5.25インチは現在ではほとんど使われていない。
3.5インチでもいろいろな種類があるがほとんどが2HDである。フロッピーといえば3.5インチ2HDを買っておけば間違いないと言われていたっけ。
3.5インチ 2DDと2HDの違い
3.5インチフロッピーディスクで現在売られているものの多くは2HDだが2DDもまだ売られている。
古いワープロや音楽機器(キーボード)だと2DD対応のものもあり2HDでは読み込まないということもあるので買うときは注意したい。
2DDと2HDの大きな違いは2つ容量と本体の右下に穴があるかないか
2DDの容量は2HDの半分の720KB
2HDは右下に穴がある
2DDは右下に穴がない
2HDを買っておけば間違いないと思ったら2DDじゃないとだめだったという場合は穴をセロハンテープでふさげば使えることもあるので試してみよう。
まとめ
フロッピーの記事を書いていたらカセットテープとかMD(ミニディスク)のことを思い出した。車を買い換えるたびに音楽を聴くメディアが変わってることに気付く。
フロッピーも使う機器があってこそのメディア。フロッピーディスクが消えないのは愛着をもってモノを大切に使う人がいるってことなんだろうな。
2Dの存在が消された