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スマホ・タブレット

充電器の入力と出力の意味って何?急速充電対応かどうかはどこを見ればいいの?

充電器の入力と出力の意味についてをわかりやすく解説していきます。

コンセントからの電気は交流(AC)で流れていますが、この電気を直流(DC)にしないと充電器として使うことができません。充電器だけでなく他の電化製品もです。

ACアダプタはコンセントから電気を交流で入力してパソコンなどの機器へ直流で出力しています。入力と出力の数値表記は必ずされています。

充電器もコンセントから入ってくる交流の電気(入力)を直流にしてスマホなどを充電(出力)しています。

入力(INPUT)出力(OUTPUT)の数値の意味を簡単に言うと

入力についてはどのコンセントでどれだけ電気を流せるかがわかります。
出力についてはどれだけの力(電圧V)どれだけの量(電流A)の電気が流せるかがわかります。

充電器の入力(INPUT)の数値の意味

例えばこの充電器

・・・なんか汚い。すいません。

INPUT:AC100-240V 50/60Hz 0.5A

とあります。

急速充電やパソコンの充電ができるかどうかは出力だけに注目すればいいので入力の説明はスルーしてもらってもいいです。

ACとは交流のこと

100-240Vとは100Vから240Vまでのコンセントで使えるということ

日本のコンセントは100Vですが、海外では240Vのところもあります。海外のコンセントでも使えるかどうかがわかります。日本で売っているものが日本のコンセントに対応していないことはまずありません。

(日本は100Vと200Vのコンセントがありますが200VはエアコンやIHクッキングヒーターなどに使われるだけで一般の100Vコンセントとは形状が違います。)

50/60Hzとは50Hzと60Hzの周波数の電気が使えるということ。

東日本のコンセントは50Hz、西日本のコンセントは60Hzと異なるので50/60Hzと書いてあればどちらでも使えることがわかります。

0.5Aは0.5Aまでの電流を流すことができるということ。

日本で販売されている充電器であれば日本のコンセントにはすべて対応していると考えていいでしょう。(怪しすぎる海外製品もあるかもですが・・・。)

ですので、この入力(INPUT)の数値というのはあまり気にする必要はありません。

充電器の充電する力は出力(OUTPUT)の数値の大きさで変わってきます。

充電器の出力(OUTPUT)の数値の意味

急速充電できるかどうかは出力の数値を見ればわかります。

さきほどの汚いやつ

OUTPUT:DC 5V=2100mA

電圧5Vで2100mA(2.1A)の電流を流すということです。

よく聞くワット(W)は電圧と電流を掛け算した値で、
この充電器の場合 5V × 2.1A = 10.5W(ワット)です。

この数値は最近の充電器では一般的で問題なく充電できますが、急速充電はできません。

あとこの出力ではパソコンを充電することはできません。

急速充電するためには
・充電するデバイス(スマホなど)が急速充電対応であること。
・充電器の出力が20W以上であること。(18Wでもできるものもあります。)
・ケーブルが急速充電対応であること。

というわけで僕はこれを買いました。

Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)

アマゾンの商品名は
「Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)(PD 充電器 65W 4ポート USB-C)【PowerIQ3.0搭載 / PD対応/GaN(窒素ガリウム)採用】 iPhone iPad iPod 各種、 MacBook Air、その他USB-C機器対応 (ブラック)」

いろいろとよくわからない商品名だな。65Wとあるが4ポートの合計出力が65Wということみたい、最大出力は45Wです。これだけ長い商品名にするならそれをわかるようにしたらいいのに・・。

僕はクロームブックの充電もしたかったので最大45Wのものを選びましたがスマホの急速充電だけしたいのであれば、この充電器は無駄に高出力かもしれません。

パソコンのタイプCからの充電は30W以上が必要ですが45W以上じゃないとできないものもあるのでAnker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)にしました。

あとケーブル

無難にAnkerにしておきました。

その名も

「【2本セット】Anker 高耐久ナイロン USB-C&USB-C 2.0 ケーブル 【USB PD対応/高耐久】 60W対応 MacBook Pro iPad Pro/Air Galaxy等対応 (0.9m ブラック)」

気になる充電器の出力は

USB-Cポート:5V=2.4A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A

USB-Aポート:5V=4A(2.4A Max Per Port)

急速充電できるのはUSB-Cポートだけです。

USB-Aポートは5V=4Aとありますが、1つのポートでの最大電流は2.4Aです。
ですので5V x 2.4A = 12W
1ポートで12Wが最大出力となります。急速充電するには20W以上必要なのでUSB-Aポートでは急速充電できません。でも僕はこの出力なら充電スピードに不満は全く感じません

USB-Aの3つのポートで
5V x 4A = 20W
合計20Wの電気を流すことができます。

USB-Cポートで45W、USB-Aの3つのポートで20W
合計65W
商品名の65Wという数値はこのことでした。

USB-Cポートが高出力すぎてスマホに使って大丈夫?という不安もあるかもしれませんがスマホ側で流れる電気を制御しているので問題はありません。

まとめ

・充電器の入力の数値は気にしなくてよい

・充電器の出力が20W以上あれば急速充電可能

・急速充電するには対応ケーブルが必要

・パソコンの充電には出力30W以上必要だが45W以上じゃないとだめな機種もある

・アマゾンの商品名にあるワット(W)の数値に騙されそうになる。

急速充電について思うこと

今スマートフォンはPixel6を使っているのですが、急速充電の必要性を感じていません。

最近の充電器は10W以上あるのが普通で10Wあれば充電スピードは十分です。

最近のスマホバッテリーは長持ちできるようにマイコン制御されているので急速充電をして劣化が進むということはありませんが、気分的にバッテリーに悪そうでなるべく使わないようにしています。

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